ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

 

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

 

 p28

 最近、起業した人たちがブログやTwitterで議論しているのを見ていると、「議論が浅い」と感じられる場合がほとんどです。なぜそう感じる のかといえば、こうした議論のほとんどは、「現在、誰にでも手に入れられる情報をもとにした、1手先か2手先、せいぜい3手先までしか読んでいないもの」だからです。多くの議論は、「いまの世の中はこんな流れなので、こういうことをやるべきだ」というものになっていて、それ以上のロジックはなかなか見当たりません。

 起業している人であっても、それくらい狭い視野しか持てず、単一的な思考しかできていないのが現実です。

 起業家がわかりやすいロジックに頼りがちな理由のひとつは、「必ず成功するビジネスなので出資してください」と投資家を説得するためではないかと思います。

 しかし、そんなに浅いロジックがそのまま通用して、仮に出資者を見つけられたとしても、実際にビジネスが成功するかどうかは別問題なのです。だから、起業というものを考えるときには、「お金を出してもらうゲーム」と「ひとつの事業を成功させるゲーム」という別々のゲームを同時に実行しているという視点が必要となります。

 P113

 現状の電子書籍のフォーマットで不満なのは、動的な変更ができないということです。購入後にもダイナミックに中身が変わっていくようにできるのが未来の電子書籍の姿だと思ってます 。たとえば、紙の出版物でも、誤字などを訂正しながら、2刷、3刷と重版されますが、そうした修正も自動でリアルタイムにできるようにしていく。さらには、購入後にも新章が追加されていく、といった”動的な性質”を持たせられたなら、電子書籍が果たせる役割は大きく変わります。

 

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

 

 2016/2/25 ブックオフで購入

 

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

 

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

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 2016/2/25 ブックオフで購入

脱力系!前向き思考法

 

脱力系!前向き思考法

脱力系!前向き思考法

 

 『「後悔」をビジュアル化する

 その癖をつけるために一番いいのは、後悔している時、エネルギーの猛烈な漏れが生じている図をビジュアル化することだと思う。グチャグチャしている瞬間に、ドーッとエネルギーが失われていく様を想像するのだ。

 たとえて言えば、穴のあいた米袋から、猛烈な勢いで米粒が落ちていくイメージだろう。それなのに、気持ちのエネルギーはなぜ止めないのだろうか? 

 考えてみれば、みな気持ちのエネルギーをためることには、一生懸命になっている気がする。エステや温泉に行ってリフレッシュしたり、癒しといわれるものに高いお金を払って、気持ちを整えたりする。

 だが、気持ちのエネルギーが漏れるほうに無頓着なのはどうしてなのか。せっかくエネルギーをためても、片一方でジャージャー漏れていては意味がない。』P14

 

『たとえば出された肉にいきなり食らいつくのは、野蛮な感じがする。いろいろな食器があって、料理が出る順番があって、食べ方があるというようんぃ、手続きが多くなるほど、文化的な洗練度が高いと思われている。

 だがこと自分自身に対しては、面倒なマナーや手続きはできるだけ無視して、いきなり肉にかぶりいつく心の回路をつくっておいたほうがいい。そのほうが問題の解決が早いし、よけいなことに迷わなくてすむ。』P32

 

『・・それは「バットを換えたら」というのと同じで、バットを換えれば打てるようになるかもしれないが、また打てなくなるとバットのせいにして、次々と換えていって、迷い続けることになる。

 はてしなく迷って、最後は袋小路につきあたってしまうかもしれない。

 しかし要素をまったく変えないようにすると、問題は自分にあることがわかるので、解決もその一点に集中すればいい。解決が早くなる。

 イチローは外に原因を求める可能性を極力排除していくことによって、自分の何を変えればいいのか、追求していく姿勢をとっている。

 先に示したように「状況を変えるより、自分を変えたほうが早い」のである。』P44

 

『前向き思考の母体は、必ずしも生産的でなくてもいい

 この場合大切なのは、やっていることが生産的かどうかではなく、やる気の母体である。くだらない集まりでも、友達とつるんでたむろするだけで、前向き思考をつくる母体となりうる。』P107

 

『ささやかなごほうびを、新しいスタートに結びつける

 ごほうびと貧乏性をセットにする

 ごほうびはやりすぎないことが大事だ。だがちょっとしたささやかなごほうびなら、回数が多くても、心がホッとなごんで、前向きな気持ちになれる。

 ふだんもりそばを食べている人が、「今日はこれだけがんばって仕事をしたのだから、天ぷらそばにしよう」と言って、昼食を少しだけグレードアップする。

 あるいはいつも飲む栄養ドリンクより、ちょっと高めの朝鮮ニンジン入りを買って飲む。その程度のささやかなごほうびは、心のおやつのように気持ちを盛り上げてくれる。

 私はささやかなごほうびは、わりと自分によくするほうだ。そしてごほうびをしたあとは、必ずその元をとろうとする。』P137 

コミュニティ難民のススメ

 

コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―

コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―

 

 『「領域を横断しながら、同時進行で数々の意見を聞き出すことによって、自分の頭のなかにインプットされたネットワークが創発し合うんです。そのことで、さまざまな協働をプロデュースすることができるんですよ」

 銀行営業で培ったインタビュー力を編集力にまで拡張させ、ステークホルダー同士のスキルを異なる分野へ転用させる。そして、「その転用には、一見銀行営業ど真ん中ではなさそうな、あらゆることを実験できる”飛び地”が生きてくる。それがREENALなんです」。

 藤原さんはRESONARTやマイ水筒キャンペーンなどの事例を立ち上げる中で、先輩や同僚から「そんなことして金になるの?」「”本業”の役に立つのか?」など、さまざまな疑問や批判にさらされてきた。REENALは、銀行本体業務の周縁にある事業としてしか見られていなかったのだ。しかし、この”飛び地”で起こる地域とのコミュニケーションで実感したのは、「”お金を貸してくれるから”じゃなく、”この人と一緒に仕事をしたい”」と思わせる真価がここでこそ問われる」ということ。』 P54

 

『「表現できることと、表現すべきものの本質を把握することは別ものである」

「デザインや何かモノを作る技術を持っている人って、ある意味すぐに”表現”ができてしまうがゆえに、かえって”その段階”で終わってしまう人たちが多いんです。表現活動にとって必要なのは、いま何を表現し、それを誰にどのように伝えるべきかという、”表現すべきものの本質の把握”なのだと。優秀なクリエイターにはこの表現できる”技術”と”本質の把握力”の双方が備わっていると思うんです」。逆に言えば、本質さえ把握しておけば、その技術の使い方は、いかにもその技術が使われそうな現場以外へも転用できるということだ。』P56

 

『”誰から頼まれたか”がこの仕事に対して挑戦する最大の理由だった。

 

 依頼相手が自分の人的ネットワークから派生した関係性の間柄であれば、ある程度信頼の予測が立つうえで、このように考えるようになった。「自分の能力の使い方は自分で決めるものではなく、相手が決めていくものである」と。』P64

 

『日本人はデザインやアイデアといったソフトに金銭を支払う感覚があまりないため、ハードとして建物を建てないと仕事・お金にならない。だから壊さなくてもいい建築を壊して、建てなくてもいい新築を建て続けてきました。本当に建てるべきかどうかを議論する場が少ないことに、大きな疑問を感じてきました。』P89

 

『「○○のいしまるあきこ」ではなく、「いしまるあきこが○○もやっている」へ。その思考は、他者と出会う力をハブに、彼女自身が優れた”メディア”であることを想起する。』P94

 

リーダーシップをデザインする―未来に向けて舵をとる方法

 

リーダーシップをデザインする―未来に向けて舵をとる方法

リーダーシップをデザインする―未来に向けて舵をとる方法

 

 『人生に足りない欠片に囚われて、足元の安らぎを見失う。』 P2

 

『準備ができているかどうかは、練習量の問題じゃない。

 たとえ失敗しても諦めない気持ちを持つことだ。』P7

 

『「物語は統計データに勝る」言い換えると、複雑な数値を伝えるより、なぜその数値を伝えたいのかという理由を訴える方がずっと重要だ』P33

 

『アーティストは、分析の訓練を受けた人たちよりもずっと多く直感を頼りにしている。分析に長けた者はまず複雑な問題を取り上げ、それから各構成要素に分解していく傾向がある。少しずつ着実に問題を解くためだ。ところがアーティストは、あらゆる制約を無視しているかのように、一足飛びで解答を得ようとする。そうやって大きくジャンプして、時には解答を完全に見失うこともある。それでも、彼らはターゲットを見失うことを恐れない。』P33

 

『コンピュータのおかげで、コミュニケーションはとても簡単になった。いろいろな国の100人に同時にメッセージを送るのと、隣町のある人物にメールを1通送るのは同じくらい簡単になった。ブログやFacebookTwitterといったソーシャル・メディアは、さらに、何千人もの人に一斉に情報発信することを容易にした。でも皮肉なことに、今日の僕たちは、これだけのコミュニケーション技術を持ちながら、隣に座っていいる人に言いたいことをきちんと伝えるのが、いまだに難しい。』 P37

 

『技術はコミュニケーションをより容易にするかもしれないが、要点を理解する僕たちの能力を高めはしない』 P38

 

『この世の始まりから、人を集めたのは食べ物と火だったのである。』P55

 

『Community(共同体)とCommunication(コミュニケーション)はcommon(共通点)を認識することで前に進む。』P60

 

『誤解とは、理解する機会を逃すこと。

 理解する機会をたくさん作れば、みんなが成功する。』P70