気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57

 

気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57

気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57

 

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マーケティングのコツは、「カタチのあるものおはカタチのないもので売る、カタチのないものはカタチのあるもので売る」です。

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日常生活を常にネタ目線で観察し続けることを習慣にしましょう。きっと大きなチャンスに出会えるはずです。何度も言いますが、「何が売りたいか」ではなく、「何であれば顧客は買ってくれるだろうか」の視点で考えましょう。 

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目の前のお客さんに、「お金ならある。お金で買えないものが欲しい」と言われたとき、さあ、あなたならどうしますか? 

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 自社のビジネスをタイムレコーダーの製造・販売ではなく、正確な時間を売ると定義したことで、アマノは「入退室管理システム」「パーキング・駐車場システム(料金精算・入出場管理システムなど)「デジタルタイムスタンプ(電子データに信頼のおける確定時刻を付与し、改竄検知を可能とする)」「時刻配信・認証サービス(顧客のサーバーにタイミングセンターから協定世界時の安定配信をおこなう)といったビジネスドメインの拡張を果たすことができました。自社のビジネスの本質を言葉にすることで、新しいビジネス・チャンスをつかむことに成功したのです。 

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鉄則1:現地現物現実主義

 架空の話です。顧客サービスで有名なお店があったとします。その店の経営者の書いた本がベストセラーになり、書かれたエピソードのいくつかは、勉強熱心な人ならみんな知っているほど有名になります。さあ、まじめで勉強熱心な人が陥りやすいワナは、ここです。顧客サービスの関連したテーマの仕事(スピーチでも、取引先との会食での話題でも、あるいは新規ビジネス企画書の中でも)で、そのエピソードを援用して、自分の論を強化したくなるのが人情です。

 しかし、だからこそ、ここで注意が肝要なのです。実際にそのお店に行ってみたら、少額購買のお客には非常に冷たい接客態度をとる販売員がいあるかもしれません。あるいは、スタッフの間には冷たい空気が流れていて、「知らぬは社長ばかりなり」、現場は殺伐としていて、顧客にとっては社長の書いた本など笑止千万。そんな本に書かれているエピソードを援用したら、それだけでその人の情報品質が疑われます。やはり、使いたい場合は、自分が実際に現地に行き、体験してから。「現地現物現実主義」は情報活用の鉄則1です。